トップページ » 病気予防 » ペットドック

青山動物病院 病気予防「ワンニャンドック(ペットドック)」

青山動物病院 病気予防「ワンニャンドック(ペットドック)」

犬と猫がのぞいている写真

毎年1度はペットドックを受けて大切な家族の病気発見・健康維持に努めましょう。
最近は食事や予防医療の向上またご家族の方の知識の向上・普及によりペットもとても長生きになりました。家族の一員、伴侶として暮らすみなさんにとって、ペットの健康はとても気になることです。

ペットが長生きになってきたことで人間と同様に慢性疾患、生活習慣病など増えてきました。これら疾患を早期発見・早期治療することでペットのQOLが上がります。

ペットドックとは、ペットにおける「人間ドック」です。
普段の問診や触診などの身体検査に加え、検便・尿検査・血液検査などの検査を行い、病気の早期発見に努めるというものです。
5歳以下のペットであれば、便・尿・血液検査を行い、これらの検査で異常が見つかった場合に、レントゲン検査や超音波検査を加えます。高齢のペットであれば、年に1回はレントゲン検査・超音波検査まで含めたペットドックを受けて、健康管理をしていきましょう。

ワンちゃんネコちゃんの年齢は1歳で大人になり、その後1年毎に5歳年をとっていきます。一般的には実際の「年齢 =(年齢 - 1)× 5 + 20」となります。

※ 犬は犬種(サイズ)により評価に違いがあります。

検査内容

一般身体検査、体脂肪測定(犬のみ)、胸部・腹部レントゲン検査、一般血液検査、血液生化学検査、糞便検査、尿検査、猫白血病・猫エイズウイルス検査(ネコのみ)

どんな検査を行うの

【問診】
現在の体調、病歴、気になることや食事などお聞きしていきます。
【身体検査】
体重、体温、心拍数の測定、聴心(心臓の音やリズムに異常が無いか)、全身(耳、眼、鼻、口腔内、リンパ節の腫れ、肛門、陰部など)を診たり触ったりして異常がないか調べます。
【便検査】
寄生虫感染の有無や腸内細菌、便への出血など、顕微鏡で詳しく調べます。
【尿検査】
尿比重(尿の濃さ)、尿糖、出血、タンパク尿、沈査などを調べます。詳しいことが分かる検査ではありませんがいろいろな病気が見つかるきっかけになります。
特に尿石症や腎臓病の発見には欠かせません。
【一般血液検査】
赤血球数、白血球数、血小板数、ヘモグロビンなどを測定します。
【血液生化学検査】
各項目の数値によって、肝臓、腎臓など、各臓器が正常に機能しているかどうか、おおよその推察が出来ます。
特に肝臓や腎臓の病気は、日常生活で症状が見られたときには、すでに状態がかなり悪化していることが多いのですが、血液検査によって病気の早期発見・早期治療が可能になります。
【胸部レントゲン検査】
心臓の大きさ、肺や気管の様子、腫瘍など、各臓器の大きさ、位置などを評価し異常があれば、より詳しく検査を行うことで病気の早期発見・早期治療を行います。
【腹部レントゲン検査】
肝臓・腎臓・脾臓・腸管・膀胱の大きさ・形・位置、腫瘍などを評価し異常があれば、より詳しく検査を行うことで病気の早期発見・早期治療を行います。
【心電図検査】
心臓の異常や危険な不整脈の早期発見につながります。
早期発見により長期生存やQOL(生活の質)の向上につながります。

検査費用(セット価格)

年齢や動物種等によりコース(セット内容)が変わります。詳しくは当院まで直接お問い合わせください。

Tel. / Fax. 0538-35-8870

検査時間

朝10時頃にお預かりし、夕方6時ごろお迎えに来ていただきます。

注意点

完全予約制です。事前にご予約ください。
Tel. / Fax. 0538-35-8870

ペットの性格によっては検査が行えない場合もあります。
血液検査に備えて、前日の夜21:00から食事は与えないでください。(前日の夕飯は普通に与えてください。その後、食事は片づけてください。朝も何も与えないで来院してください。飲水の制限は特にありません。)

当院では、事前に採便容器・採尿容器をお渡しし、便や尿を持って来ていただきます。
ただし、尿は採取後の時間経過が短い方が、より正確な検査結果が出るので、病院で採取することもあります。その場合は、事前にトイレをさせずに来院してください。

ご不明な点がございましたら、当院スタッフにお聞きください。